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2010年10月 4日 (月)

下地塗り一回目。

R0021838

羅睺阿修羅王(原型黒髭)の彩色は順調に進んでいます。裏面の漆も無事乾き、表面の下地塗り(盛り上げ胡粉)開始です。まずは、補修したところに和紙を貼り、空気を出して密着させます。この時、和紙は必ず手でちぎります。ハサミで切るとエッジがしっかりしてしまい段差がでてしまうからです。和紙は手でちぎるとエッジの繊維が解れ、程よく地肌になじんでくれます。う〜ん、和紙ってなんて素晴らしいんだろう。伝統をつないでくれた職人さんに感謝。
下地用の荒めの胡粉を膠で解いて、まずは、薄めのもので下地の下地を作ります。この時、木の目に擦り込むように叩いていきます。この工程を疎かにすると、胡粉がしっかりとつきません。それが乾いたら、いよいよ下地塗り一回目。胡粉の硬さは、ガッシュやポスターカラーでべた塗りをする時と同じ感じ。、ただ、粉っ気が強いので、手早く塗らないと刷毛ムラが出てしまいます。一回目は、後からやすりでほとんど落としてしまいますが、少し厚めに塗り重ねます。写真は、一回目を塗り、軽くヤスリをかけた状態。彫りの段階で、これ以上は無理!ってくらい平坦にしたつもりでも、こうしてやすりをかけてみると、でこぼこが浮き出てきます。写真の濃い模様のような部分は、地肌の木が見えてきたところ。まるでこめかみに血管が浮き出して怒っているみたいで面白かったので、思わず1枚。この先、もっともっとやすりがけをしていきます。

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