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2010年5月 7日 (金)

人間はなんてバカなんだろう?

EUから12億ユーロ(約15兆円)もの融資が決まったギリシャが大変なことになっている。
そもそも、国の存亡に関わるような事態にギリシャ国民は一体何を考えているんだろうか?確かに、こんな危機的状態になってしまったのは政治家や官僚のせいかもしれない、そのツケを払わされるのはいつも国民で、その点では同情もするし、怒りたい気持ちも言いたいこともわかる気がする。私は、その経緯について不勉強なので、本当の意味で彼等の怒りの本質はわからない。それだけの数の国民が立ち上がり暴動まで起こしてしまう彼等なりの正当な理由というものがあるんだろうとも思うが、その正当性も自国内で納められるところまでの話だと思う。現状では、もはやギリシャ一国では解決できないところまできている。だからこそ、EUが多額の融資をしてなんとかこの危機的状態を脱出させようとしているのではないか?その条件がどんなに厳しいものであったとしても、それなしでは解決できないのだからしょうが無い。
融資する国々も、この世界的な不況の中、本来なら自国の国民のために使うべき大事なお金を使うのだから、厳しくなるのはあたり前だ。その条件を甘んじてのむことと、責任の追及は違うところにあると思う。お金を借りるのは国であり国民だ。政治課や官僚が借りるのでは無い。国民一人一人が他国から借金をするという意識を持つべきだ。そうすれば、決して今のようなことはできないと思う。まず、ひとりひとりが自覚を持って自分達の国を再建すべきではないか!使えるものはなんでも使って、多少の不便も我慢して、とにかく国を再建し、融資してもらった他国の国民の大事なお金を返済するのが、人として正しい道じゃないかと私は思う。
それからなら、この原因を作った人間を吊るし上げ、いくらでも裁けばいい。たとえ今その原因を作った人々が特定出来たとして、その人が責任をとって多額の債務を精算できるなんてことは絶対無い。せいぜい責任をとって職を辞するぐらいが関の山だろう。その人物が己の命で償ったとしてもなんの解決にもならない。公務員の給与削減やリストラが問題になっているようだが、そもそも、広い目でみれば、公務員は国の職員も同じだ。そういう意味では、彼らに全く責任が無いとは言えないだろう。ちなみにギリシャでは5人に1人が公務員だ。デモや暴動を起こしているのもその彼らではないか。

今は、暴動を起こしてもなにも解決しない。ギリシャの産業を私はよく知らないが、観光産業は外貨を稼ぐために欠かせないものだと思う。政情不安になって、観光客がこなければ、それだけで大きな損失だ。借金を返すために何をしなければいけないのかは、子供でもわかる。働いてお金を稼ぐことだ。デモをしてストをして政治も経済も麻痺させて何の得があるんだろう?政府の建物に火炎瓶を投げて燃やせば気が晴れるのか?その建物は自分達の税金で立てられた自分達の財産ではないのか?その建物の修理費は、結局、自分達の税金で支払われるのではないのか?彼らは、この暴動によって自分達のお金が毎日どれくらい無駄になっているかを考えないんだろうか?あまりにも不毛だ。

「いい大人が勿体ないことするんじゃない!」

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