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2010年4月 6日 (火)

デジタルの進化はアナログに還る。

デジタル一眼レフカメラ、略してデジ一(でじいちと読むでじいではない)は、今まさにブームを迎えている。巷では、老若男女を問わずデジ一を首に下げ、野に山に海に街に出て、シャッターを切っている姿を見かける。いや、見かけない日はないくらい、その人口は増えているように思う。かくいう私も数年前から、そのお仲間にしていただいている。このブログでお見せしている写真もそうして撮ったものが多い。
デジ一ファンがこんなにも増えた訳は、数年前からのデジカメブームの中、より高画質に、より高品質な写真をと求めた末に行き着いたという事もあると思うが、なによりもフィルムカメラより敷居が低い事があげられるだろう。かくいう私もフィルム一眼では中学生時代に一度挫折している。フィルムにはフィルムにしかない良さがあるだろうが、私のような素人にとって、現像するまでどう撮れているかわからない不安と、うまく撮れなかったときの失望感は大きな負担になる。フィルム愛好家の方々は、その一期一会の緊張感がより良い絵を生むと言われし、それはもっともな事だと思うが、私には荷が重すぎる。そういう意味で、とった写真をその場で確認できるデジ一が、私のような素人にも手の届くものになってくれた事は、とても嬉しい時代だと思う。
そんなデジ一に今、大きな変革が訪れた。昨年登場したハイビジョンで動画撮影のできるデジ一だ。ハイビジョンで撮影できるビデオカメラは、ずいぶん前から手の届くものになっている。それらと比べてデジ一の動画機能のなにがすごい事かと言うと、レンズが交換できる事だ。望遠でも広角でも魚眼でもレンズ次第でその性格が全く別物と言っていいくらいに変わる。こんな画期的な事が今、現実になってしまった。これは、フィルム一眼でもビデオカメラでもできない事だ。デジタルだからこそ可能になったと言っても過言じゃないだろう。
その恩恵として面白い効果が現れている。例えば望遠レンズはより効果的に被写界深度を使える。簡単に説明すると、手前の被写体はくっきりしているのに、効果的に背景をぼかすことができる。アイドルのグラビア、ポートレイトなどで必ず使われる手法だ。動画撮影機能を備えたデジ一でも、もちろんこれが可能になる。そうやって撮影された映像は、デジタルビデオカメラよりフィルム動画カメラに近い臨場感を再現してくれる。この効果は様々な分野で認められてきており、24の最新シーズン8でも採用されたらしい。
これは非常に興味深い。デジタルの進化がアナログの味を生み出せるようになったわけだ。いずれ、デジ一で動画を操る映像作家がでてくるのは間違い無いだろう。
もはや、デジ一に死角は無い。フィルム一眼にもビデオカメラにもできなかったことが実現され新たなジャンルを生み出したと言えるだろう。ただ、ひとつだけ難点がある。それは、デジ一の形状が映像を撮るのに適していないという事だ。いずれ動画デジ一は、ビデオカメラのような持ちやすい形態に、更なる進化を遂げるのかもしれない。そのカメラはいったいどんなジャンルで、なんて名前で呼ばれるのだろうか?

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