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2010年3月31日 (水)

新人類vs次世代人。

「求められるものが変わってしまった。」

100年に一度の不況は100年に一度の就職氷河期を招いてしまった。市場最低レベルの就職率、若者たちは「新卒」ブランドを持ち越すために希望留年したり、専門学校に再入学したりと、切羽詰った最終手段すら考えなくてはならないような危機敵状態におかれている。
かと思うと、雇う側からは「良い人材が見つからない。」「募集をかけても応募者が集まらない。」という悲鳴に似た声も多く聞こえてくる。この戦後最大のマッチングのズレは一体どこからくるのだろうか?企業や教育の現場の最先端では、次世代の人材を生み出そうと、より若年層からの教育方針の変革を考えている。そこから聞こえてくる声は、今までの常識と異なるものだ。私は専門家ではないので正しいかどうかはわからないが、キーワードは「自分で切り開く力」のような気がする。
戦後最大の不況で様々な常識や価値観が崩れ去った。もはや企業が求める人材は、会社に隷属しひたすら勤勉に働く真面目な人物では無い。夢を持ち、現実を的確に分析し、自ら行動を起こして行く人材だ。一部の教育機関は、そういう人材を育てるため既存の教育を受けて育ってきた大学生ではすでに遅い、より純粋な高校生、いや中学生からそういう教育をしていこうという動きがみられる。面白い事にそこで語られるのは、それこそ10年後、20年後の日本を変えて行くという自立した志と夢だ。そのためにこれから数年間続く学生時代に精神的強さと知識も技術も身につけていこうという意識改革のような気がする。なんとなく私には古き良き時代の教育思想に共通するものが見える。今年の大河ドラマ「龍馬伝」に代表されるように幕末や高度成長期の日本人の姿が描かれる番組が増えたのもその一端なのでは無いだろうか?
この取り組みが公を奏すれば、頼もしい人材が育ってくるかもしれない、日本の未来にほんの少し明るい兆しが見え始めたのではないかとすら思える。
ただ一つ問題なのは、この戦後最大の就職氷河期に直面している世代だ。彼等の後を追ってくる世代がそういう教育を受けた求められる人材だとすれば、彼等の将来は非常に厳しいものになってしまうだろう。お受験やゆとり教育という様々な試行錯誤の真っ只中で、紆余曲折し、方向を見失い「夢」を持ち辛い教育をされてきた彼等こそ被害者なのかもしれない。
ただ、被害者と諦めて待っていても、だれかが助けてくれる訳もない。追いかけてくる次の世代に負けないように自ら切り開いていかなくてはならない。これは、大変な苦行だ。だって彼等は家庭でも学校でも、競争し、自ら切り開いていくという教育を受けていないのだから。

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