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2010年2月 9日 (火)

取り付く島が無い!

「いやぁ、先週は、取り付く島も無いような状態だったので、息付く暇も無かったですよ。」
(使い方、あってんのかなぁ?)

昨日のエントリーで、「息付く暇が無い。」という言葉を打つ時、「あれ?暇だっけ?島だっけ?」と思って悩んでしまったので、調べてみました。「取り付く島が無い」の「島」と「息付く暇が無い」の「暇」を混同していました。「息付く暇が無い」は、気を抜く事が出来ない。休めない状態。「取り付く島が無い」は、相手がつっけんどんで、話を進めるきっかけが見つからない。とか、頼りにしてすがるところが無い八方塞がりな状態を表します。前者は、「けんもほろろで取り付く島が無い。」とかっていう最近では死語になりつつあるような、年輩しか使わない言葉ですね。
そもそも、「取り付く島が無い」は、船で沖に出て、嵐などにあった時、どこかの島に船をつけたいが、その島が見つからないというところから生れた言葉だそうです。この言葉、ある調査では、シマをヒマと間違って覚えている人が、42%もいるそうです。一説には、江戸と関西の「シ」「ヒ」の使い方の違いで混同されたのでは?という意見もあります。

このように、なんとなく間違えて覚えている言葉は、ほかにもたくさんあります。有名なのは「確信犯」これは、「罪と知りながら、行われる行為」ではなく、「自らの行為を正しいと信じて行われる犯罪」、革命ですね。「気が置けない」は、「油断できない」ではなく、「気遣いする必要がない」事。「辛党」は、「辛いものが好きな人」ではなく、「甘いものより酒類が好きな人」の事。
「触り(さわり)」は、「話の最初の部分」では無く、「話の中で一番の聞かせどころ」
「潮時」は、「引き際」ではなく、「ちょうどよい時間」
「敷居が高い」は、「ハードルが高い」のではなく、「不義理があって、その人の家に行きにくい」
「他力本願」は、「他人の力を頼る事」ではなく、「阿弥陀仏の本願に頼って成仏する事」
「煮詰まる」は、「行き詰まる」のではなく、「充分に議論し、結論が出る状態」
「爆笑」は、「ひとりで大笑いする」のではなく、「大勢の人が一度に笑う」事
「役不足」は「役に対して能力が足らない」のではなく、「能力に対して役目が軽過ぎる」事
等々、いっぱいあります。

いくつかは、私も知らず知らず、間違って使っていました。調べてみると、自分の文章が間違っていなかったか不安になってきます。漢字の間違いなら「誤変換」です。って言い逃れも出来るんですけど.....。

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