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2009年11月12日 (木)

小飛出進行中。

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進行中の小飛出、現状です。途中、小面の彩色も始めましたので、少し進行は遅くなっていますが、以前と比べると、より、表情が出てきたように思います。
横から見てみると小面と比べて、あきらかに厚みがあるのがわかります。実際、まだ裏面を取りきれていないので、重いです。それにしても彫りが深い。この彫りが深いという言葉、辞書で引くと「彫り刻まれたような凹凸」があるということになり、主に白人の顔を形容する時に使われます。とすると、日本語的には新しい言葉なんでしょうか?この「彫り」の原型は、ギリシャ彫刻のようにと説明されている場合もあります。たしかに、日本の主な彫刻、仏像などは、あまり彫りが深くありません。しかし、この小飛出の原型は、室町時代くらいに彫られています。当時、この面は、何をヒントに彫られたのだろう?「 顰 」(しかみ)という鬼神面は、南蛮人をモデルにしたと伝えられています。そのため、顔も赤い。能面の種類は200とも250とも言われますが、そのほとんどが室町時代にできています。一部が江戸初期に作られました。今のように情報の無い時代、それだけの種類を作り分けることができた想像力に驚かされます。

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「小」飛出なので、大飛出ほど目は飛び出ていません。

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