« ピントが合い過ぎるとスケール感が無くなる。 | トップページ | 【crane file : 027】建設現場で働くロボット? »

2009年10月20日 (火)

家を建てる時は瓦三枚残す。

江戸時代、「完成したものは、崩れるのみ。」という考えが広まり、様々なところで実施されたそうです。その代表的なものがこの「家を建てる時は瓦三枚残す。」というもの。鴬張りの廊下で有名な京都市東山区の知恩院御影堂の屋根には本当に数枚の瓦が置かれています。屋根の上に瓦を残す事で、この建物は、まだ完成していない。だから、崩れ始めてはいない。として、建物が長持ちするように願を掛けたようです。未完成だから、まだ、崩れ始めない。という考えはとても興味深い。そういえば、おみくじで大吉を引けなかった時、「大吉」は頂点だから、後は落ちるだけ。「吉」の方が、これからどんどん良くなる。とか、「大凶」は今が最悪で、後は良くなるばかりだから心配ない。とかいいますよね。日光東照宮にある陽明門の4本の柱も、一本だけ逆さまになっているそうですし、五重の塔では、一番上の屋根裏だけ造りが違うらしいです。これらも瓦三枚残す的発想で、そうされたのではないかといわれています。

そういう洒落っ気や、願いを、今後の人々も理解していけるよう祈りたいものです。
後の人達が、無神経に取っ払ってしまわないように.....。

※実は、exprimeの最後の「e」が、鏡像になっているのも、東照宮の陽明門からヒントを得たそうです。
 

|

« ピントが合い過ぎるとスケール感が無くなる。 | トップページ | 【crane file : 027】建設現場で働くロボット? »

コラム・独り言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1216618/31847181

この記事へのトラックバック一覧です: 家を建てる時は瓦三枚残す。:

« ピントが合い過ぎるとスケール感が無くなる。 | トップページ | 【crane file : 027】建設現場で働くロボット? »