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2009年9月27日 (日)

自分の音。

カナル型のヘッドフォンを付けたまま、食事をすると口の中で、ものを噛み砕く音が大きく反響して聞こえる。音楽を聴きながら食事をするとうるさくてたまらない。骨伝導型なんかだと最悪かもしれない。親からテレビを見ながら食事するのも叱られた世代としては、「音楽を聴きながら食事するとは、なんたること」と、なるのでお下品で申し訳ないが、最近は、みんなそんな感じで食事をしている。他の人は気にならないのだろうか?性格は別として体の作りはおおよそ皆同じなので、私に聴こえるものは皆同じ感覚で聞こえているに違いないと思う。
しかし、自分の身体の内なる部分の音が聴けるというのは面白いことだ。他人の心音は、胸に耳をあてれば聴く事が出来るが、自分のだとそうはいかない。聴診器があれば万事解決だがそんなものを常時持ち歩いている人は、そんなにはいない。携帯を胸に当てて録音することはできるかもしれない。しかし、それでは生の臨場感が伝わらない。(いや、別にそんな臨場感は日常生活に必要ないかもしれないが.....。)
ひとつ、自分の身体が一生懸命働いている音を聴ける方法がある。さあ、両手の人さし指を両耳に刺して、気持ちを楽に、どんな音も聞き漏らさないよう精神を統一してみよう。

「ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ............... 」

これは指のすき間から入り込む風の音じゃない。耳鳴りでも無い。
この音は、両腕を上げている姿勢を保つため、腕の筋肉が収縮を繰り返している振動音だ。それが骨を通して聴こえてくる。自分の腕の筋肉が一生懸命働いている。尺足手根伸筋(しゃくそくしゅこんしんきん)も総指伸筋も、とう側手根屈筋も、腕とう骨筋も、上腕二頭筋も上腕三等筋もみんな協力してどうにかこの体制を保とうと必至で動いている。とてもけなげでいとおしい。「がんばれ、がんばれ。」静かに、しかし、確実に自分の身体の音に耳を傾ける......。

.......いや、傾けてるわけじゃないし、そもそもそんな姿勢をしてるから筋肉も働かなきゃならないんだって。

ちなみに、貝殻を耳に当てた時に聴こえる音は...........。
いやいや、夢の無い話はやめておきましょう。

 

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