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2009年7月 6日 (月)

右と左は別の人。

Koomote2

昨日のエントリーで触れた能面の意図的な左右非対称の話をわかりやすく実験してみました。元写真は、昨日のエントリーです。写真左は右側を写真右は左側を複製し、反転してくっつけています。そもそも人間の顔も左右非対称なので同じような実験をすると別人が2人出来上がります。人間の場合は自然にそうなっているのですが(一説には生活習慣も影響するらしいです。)、能面の場合は、その演出から意図的に違う表情を持たせています。右側(写真左)は怪しく憂いを持たせ、左側(写真右)は穏やかな表情に。それにはその舞台設備と能そのもの表現する思想が深く関わっているのですが、それはまたいつか詳しく書きたいと思います。

写真は、まだまだ半人前以下の私の作品なので、狙い通り表現できているかどうかは怪しいですが、それでもまったく違う表情になっています。ちなみに髪の分け目がズレているため左の写真には分け目が無く、右の写真には分け目が重なっていますが、これは私が下手なのではなく、ちゃんと意図的にズラしてあるのです。相対する二つの表情が混在しているからこそ能面は神秘的なのです。

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